抗真菌療法

シモンチーニ医師はイタリアローマ出身の腫瘍医です。彼の基礎理論は、、がんは菌類であるということです。この100年間がんは遺伝子の変異であるという仮説に基づいています。彼はこの遺伝子変異説を信じて疑わない医学会に不信と疑念を持っています。シモンチーニによると生物界ではがんは菌類の侵略によって起きます。だから同じことが人でも起きるという議論は可能なはずであり、菌類なかでもカンジダはがんに関係していると主張しています。現代医学はがんが進行し末期になると生体内にカビが生じてくる現象を結果として捉えており自分は原因として捉えているから議論のかみ合うはずはないと主張しています。

がんは菌類であるという説から彼は実際に重炭酸ナトリウムを用いて25年以上固形がんの治療を続けており、多数の成功例を発表しています。しかしメディアは取り上げても学会が取り上げることはなく現在に至っています。

私の意見として分かりやすい例は膣カンジダ症です。強い痒みと白濁したおりものを特徴とする病気です。多くの製薬メーカーが様々な種類の抗菌薬を発売しています。市販の抗菌薬で効果のない膣カンジダ症に重曹水による洗浄を試してみるのも興味深いと思います。重曹水の濃度は舐めてしょっぱいぐらいのアバウトな濃度でいいようです。

シモンチーニは『がんは菌だ』という本を出版しています。患者の声、ビデオ映像もWebサイトで見ることができます。

私の友人に手術不能の舌がんの男性がいます。放射線と抗がん剤併用療法を受けたそうです。彼の場合もシモンチーニの言う重曹水でうがいをするのも興味深い方法と思います。重曹水でうがいしても害はないし、もし本当に効けば儲けものだからです。

私の友人に皮膚がんの女性がいます。シモンチーニによると7%のイソジンチンキを患部に一日20~30回塗布します。この方法は主治医との関係において誰にも出来るわけではないです。しかし興味深い報告です。

彼の理論では食道がん、胃がん、直腸がん、子宮頸がんなど素人でも重曹水を飲んだり浣腸したり洗浄したりと医療の普及していない発展途上国では歓迎されるかもしれません。

“固形がんのシモンチーニ療法“を全訳し読んでみた感想は無害無浸襲のところに興味を持ちました。見放されがんの人たちには紹介する価値はあると思いました。

 

参考になると思うので陰謀論を書かすと一流と言われている水守啓さんのBusiess Journalコラムを紹介しておきます。